もち麦と押し麦の栄養価の違いは?代用をすることは可能?
もち麦ダイエットしていますか?テレビでもち麦の食物繊維が良いと話題になってから手に入りにくくなっていますね。
そこで代用できるものは無いかなと探すと押し麦が候補にあがってきますよね。
この2つは同じ物?それとも違う物?栄養価はどうなの、の疑問を解決していきましょう。
もち麦と押し麦それぞれの栄養価
もち麦や押し麦がダイエットにいいとされる最大の理由として、普段の食事からは摂取しにくい水溶性食物繊維があげられます。ここで少しおさらいです。
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
水に溶けやすく、便を柔らかくして排便しやすくしてくれます。
水溶性食物繊維のβグルカンは体内に入ることでゼリー状に変化し、糖質や脂質をくるっと包み込んでくれるので吸収を抑制してくれる働きがあります。
こちらは水に溶けにくく、水分を吸収すると大きく膨らんで満腹感を得ることが出来ます。便のカサを増す役割もあり、蠕動運動(ぜんどううんどう)を促し排便しやすくする役割があります。
ただし、水分抜きで食べ過ぎてしまうと便が詰まってしまってかえって便が出にくくなってお腹がはってしまう原因に…。
ダイエットの為におからクッキーを水分なしで食べ過ぎると便詰りになってしまう理由がここにあります。不溶性食物繊維をおおく摂取するときは必ず水分をいつもよりも多めに摂ると改善されます。
両方をバランス良く摂取できるのが理想なんです。
不溶性食物繊維は大豆などの他の食材からも摂取しやすいですが、水溶性食物繊維を多く含んだ食材はあまりありません。
ですがもち麦と押し麦には水溶性食物繊維がたっぷりと含まれているのでお通じも良くなり、βグルカンの効果で太りにくい体質へと改善されていきます。
もち麦と押し麦は何が違うの?代用は?
普段食べている白米にはもち米が存在しますよね。麦にも同じように普通の麦ともち麦があるんです。ですのでもち麦の方がもちもちっとした触感を楽しむことが出来ます。
ちなみに押し麦は普通の麦を炊きやすくするために平べったく加工された麦です。
その他にももち麦と押し麦の違いは水溶性食物繊維の含有量に差があり、もち麦はゴボウの約4倍、押し麦はゴボウの約3倍もの水溶性食物繊維が含まれていてます。
含有量だけ見るともち麦の方が水溶性食物繊維が多く含まれていますが、押し麦にもかなり多めに入ってますのでもち麦の代用に押し麦を食べる方法でも問題ないと思われます。
もち麦はダイエットだけじゃない!
もち麦は食物繊維が豊富ですがそれ以外にもタンパク質、ビタミンE、ビタミンB1、マグネシウム、亜鉛、鉄分とミネラルやビタミンも多く含まれています。
腸内環境を良くする働きがありますので大腸がんの予防、便秘の改善、美肌効果、コレステロールを下げるなど様々な分野の効果が期待できます。
日本人が毎日食べているお米にもち麦をプラスするだけでこんなに沢山の栄養が摂れちゃうんですね。
味も麦ごはんが嫌いな人でなければ美味しく食べることが出来ます。美味しいので食べ過ぎ注意です!
もち麦は満腹感が得られるので食べ過ぎ防止効果があるなんてテレビで紹介されてましたが、実際にもち麦を食べてみたところ美味しくていつもは1杯しか食べれないご飯が2杯軽くペロリと食べることが出来てしまったのである意味危険…。
食べすぎは結局カロリーオーバーに繋がってしまうので痩せるどころか太ってしまう原因になってしまうので注意しましょう。
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