ナタデココの原料って何?どんな効果や効能があるの?
ナタデココって、コリコリとした独特の食感がとっても魅力的な食品ですよね。
ナタデココ好きの方、多いんじゃないでしょうか?
かくいう私も大好きなので、ゼリーとかに入っているとついつい、最後の方まで取っておいてしまうんですよね。好きなものは後で派です。
不思議な食感で人気のナタデココですが、いったい何からできているのかご存知でしょうか?ゼリーや寒天の一種と思っていませんか?実は違うようなんですよね。
というわけで、今回はナタデココの原料とその魅力に迫ってみたいと思います!
ナタデココの原料って何?
ナタデココの発祥地はフィリピンなんだそうです。
フィリピンのハロハロというデザートによく使われるようですね。ハロハロは日本でいう蜜豆ということで、ナタデココはさながら寒天のような存在でしょうか!
そんなナタデココの原料、それはずばり、ココナッツなんです!
「ココ」からなんとな~く連想できるかもしれませんね。「ナタ」はスペイン語で、「(液体表面上の)被膜」を意味し、「ココ」は「ココナッツ」ですからつまり、ナタデココとは「ココナッツの上澄み被膜」ということになるんだそうです。
ココナッツの実を割ると、透明な液体が入っているのですが、そこに酢酸菌の一種、アセトバクター・キシリナムという菌を入れると、発酵するらしいです。
発酵食品ということになるんでしょうか?知らなかったです!
そして表面からゲル状に固まっていきます。
ゲルが15mmほどの厚みになったところで、さいの目状に切り取ったものが、私たちが知っている「ナタデココ」になるのです。
ゼリーや寒天の一種だと勝手に思っていたので、ちょっとビックリしました。
それにしても、ココナッツオイルやらココナッツミルクやら、ナタデココまでココナッツだったとは…。ココナッツってなかなかに幅広い用途を持った食品なんですね!
ナタデココの主な効果や効能は?
ナタデココは、99%が水分で、残り1%は不溶性食物繊維から成るそうです。
不溶性食物繊維は、体内で水分を吸収して膨らみ、便の量を増します。腸を刺激しながら進むので、蠕動運動が活発になり、排便を促す効果が期待できるので、便秘気味の方には強い味方になってくれるかもしれませんね!
お腹の調子を整えるということで、実は「トクホマーク」が付いているナタデココ商品もあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね~。
また、コリコリと歯応えのある独特の食感を持っているため、自然とよく噛んで食べますよね?
それが満腹中枢を刺激し、食べすぎを防いでくれます。成長過程のお子様であれば、顎の発育を助け、きれいな歯並び作りに一役買ってくれそうです。
そうなると、ダイエットにも向いてるんじゃ!?と思いますよね。
ですが、ナタデココをダイエットに活用するには少し工夫がいりそうです。
先ほども書いた通り、ナタデココはほぼ水分と食物繊維だけでできているので、そればっかり食べていては栄養不足になってしまいます。
それに、ナタデココって味がしないですよね?だからと言って、食べる時に甘~いシロップなんかかけちゃったら意味がないです…。
なので、低カロリー甘味料を使うとか、フルーツと一緒に食べるとか、プレーンヨーグルトに入れるとか、ご自分に合った方法を見つけてください!ナタデココのカロリーは、1個でだいたい2kcalだそうなので、ナタデココ自体を食べすぎてカロリーオーバーということは心配なさそうです。
ちなみに、スーパーなどでナタデココがどこに置いてあるかご存知でしょうか?
私がよく行くところでは、ヨーグルト売り場にちょこんと置いてあります。
ゼリーが売っているところにあったり、製菓コーナーに売っているという情報もありましたので、欲しい方はその辺りを探してみてくださいね。
最後に
ナタデココの正体は、ココナッツに酢酸菌を加え、発酵させてできる食品でした。
その故郷はフィリピン!食物繊維が含まれているので、お腹の調子を整える効果が期待できます。
また歯応えがあるので、よく噛んで食べるため満腹感も得られますよ。
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