キャベツの芯を捨てたらもったいない!栄養豊富って知ってた?

とんかつなどの揚げ物に添えたり、タネを包んでロールキャベツにしたりと、脇役でも主役でも大活躍のキャベツ。

私にとっては、冷蔵庫にあるととりあえず安心する野菜でもあります。

皆さんが日ごろよく食べるのは、主に外葉を何枚か剥いた、中の方の葉っぱかと思います。

でも実は!部位によって栄養価にけっこうな違いがあるってご存知でしたか?

というわけで今回は、普段捨ててしまう方も多いであろうキャベツの芯にスポットライトを当ててみたいと思います!

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キャベツの芯は葉よりも栄養が豊富!

まずはおさらい、キャベツの栄養

キャベツに含まれる代表的な栄養素と言えば、ビタミンUですよね!

…え?聞いたことないですって?いえいえ、これは別名キャベジンと呼ばれているビタミンなのですよ?

キャベジンは聞いたことありますよね?なんとなく胃によさそうな…。我が家にもこれが配合された胃薬が常備されております。

次に、みんな大好きビタミンC!私はこのイメージが無かったのですが、けっこう含まれているそうです。

そしてβカロテン!美肌に、眼に、がん予防にと、こちらも欠かせない栄養素です。

その他のビタミンやミネラルも豊富で、なかなか栄養価の高いキャベツ。

色が薄いのでそんなに栄養なかろう…と思われがちですが、キャベツに謝らないといけませんね。キャベツはすごい子だったんです!

 

部位によって栄養価が違う!?

そう、実は違うんです。例としてビタミンCで見てみると、

内側の葉:38mg
芯   :51mg
外側の葉:55mg
※いずれも100g中

という風に、なんと普段よく食べる内側の葉っぱが一番含有量で劣るんですね。

芯の方が栄養豊富って、なんだか意外じゃないですか?こうやって見ると、外側の葉っぱも捨て難い食材ですね!

 

ちなみに、キャベツの芯を水に浸けておくと再び葉っぱが出てきて、再度収穫して食べることができるそうです。

どうしても芯を食べるのはイヤ!という方も、捨てないで水栽培してみるのはいかがでしょう?

葉っぱが出てきた後に土に植え替えると、なんと3~4ヶ月で、再びキャベツが1玉収穫できるまでになるそうですよ!すごいパワーですよね。

そんな力が詰まっているのだと考えれば、芯の方が栄養豊富なのも納得?

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キャベツの芯を美味しく食べる方法!

実は栄養価が高い。

そうは言っても、硬くて苦手という方が多いのも事実。

そこで、キャベツの芯を美味しく頂けるレシピをご紹介しますよ!

≪キャベツの芯のお漬物≫
材料:キャベツの芯…2個分
ポン酢…………大さじ4
ラー油…………少々
①芯の下の方を切り落とし、薄切りにします。
②ビニール袋に材料をすべて入れ、なるべく空気が入らないようにして口を結びます。
③冷蔵庫で1日寝かせたらできあがり!

 

≪キャベツの芯のピーナッツ和え≫
材料:パプリカ…………半分
キャベツの芯……パプリカと同量
塩…………………少々
粉末ピーナッツ…大さじ3
砂糖………………小さじ2
醤油………………小さじ2
①キャベツの芯とパプリカを薄切りにします。
ボウルに入れて塩をふり、揉み込んで数分放置します。
②しっかり水気をきったら、残りの材料で和えてできあがり!

ここでは、キャベツの芯の歯ごたえを活かすレシピをご紹介しました。火を通さないので、ビタミンなどの栄養もしっかり摂取できますよ!

実は一番外側の葉も栄養豊富です

今回はキャベツの芯に注目しましたが、実は外側の葉っぱも栄養豊富。

ビタミンCは芯よりも多いですし、βカロテンなど、その他の栄養価も高いんですよ!

外側の葉は農薬が付いてるんじゃ…と心配かと思いますが、本当に一番外側の葉は収穫の際に取り除かれるそうです。

店頭に並ぶときに更に外葉を取ることもあるようなので、農薬の心配はあまりないかと思われますので、よかったら捨てずに食べてみてくださいね!

最後に

キャベツの芯は、ビタミンCやβカロテンなど、捨てるのがもったいないほど栄養豊富な食材でした。

これからは葉っぱだけでなく、ご紹介したレシピも参考に、芯まで美味しくいただいてみてくださいね!

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