押し麦のダイエット方法は?どのくらいの量を食べたらいい?

大麦はそのままだと吸水性が悪く、火が通りにくいので、それを何とかするために、蒸して平らにしたのが「押し麦」と呼ばれる食品です。ミネラルやビタミン、食物繊維を豊富に含んでいますが、ダイエットにもよいという情報が!
今回は押し麦ダイエットの方法や、どのくらいの量を食べればよいのかなどをご紹介します。

なぜ押し麦でダイエットできるの?

押し麦がダイエットによいとされるのは、押し麦に含まれるβ-グルカンという水溶性食物繊維のためです。

食物繊維は、不溶性と水溶性に分けられるのですが、野菜などに多く含まれるのはほとんどが不溶性。不溶性の食物繊維は便のかさ増しをし、腸の動きを活発にしてくれますが、摂りすぎると便がコロコロになってしまったりもします。

一方の水溶性食物繊維は水分を吸収してゲル状になり、粘性があるために胃腸の中をゆっくり進むので、お腹が空きにくくなります。そしてこれがダイエット効果に繋がるのです!

押し麦にはそんな水溶性の食物繊維がたっぷり含まれています。その量は、可食部100gあたり6.0g。玄米のおよそ9倍です。満腹感をもたらす不溶性の食物繊維も3.6g(100g中)含んでいるので、まさにダイエットにぴったりの食品なんですね!

ダイエット以外にも!押し麦の魅力!

押し麦に含まれる水溶性食物繊維・β-グルカンは、水分を吸収してゲル状になり、食べ物を包み込むようにして、胃腸内をゆっくりと進みます。このおかげで、糖質の吸収をゆるやかにしてくれる効果もあるんですよ。そのため、食後、血糖値の上昇もゆるやかになります。低GI食品って流行ってますよね?押し麦もまさにこれにあてはまるのです。

他にも便秘解消はもちろん、コレステロール値の正常化や満腹感の維持作用が期待できるとされています。

押し麦のダイエット方法を詳しく!

それでは、具体的な押し麦ダイエットのやり方をご紹介していきますよ!その方法はとても簡単。普段食べている白米を押し麦入りのご飯に変えるだけです。

押し麦ごはんを炊くときの水加減は、「押し麦50gに対して水100ml」と覚えておきましょう。覚えやすいですよね。
例えば米2合に対して押し麦を50g入れて炊きたい場合は、米を洗って2合の目盛まで水を入れたのち、押し麦を50g加え、水を100ml足す、という感じです。
どうです?簡単に始められそうじゃないですか?

その他にも押し麦は、サラダやスープ、クッキーにも入れて楽しむことができます。ご飯以外にも押し麦をプラスしたいという方は、試してみてくださいね!

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どのくらいの量を食べたらいいの?

ダイエットのために、押し麦を一日どのくらい食べればよいかといった目安量は見つけることができませんでしたが、血中のコレステロール濃度を低下させ、冠状動脈心疾患のリスクを下げるためには、1日に3gのβ-グルカンを摂るのがよいとされているようなので、ダイエットと病気予防、Wの効果を狙って、それを目安にするのもいいのではないかと思います。

押し麦は100g中に約3.6gのβ-グルカンを含みますので、100gで1日量を補えてしまいますよ!ご飯はお茶碗1杯で約150gになるので、1食分で目標達成できますね。

ただ、押し麦のカロリーは100gで約340kcal。白米は約356kcalなので、比較してもさほど大差ありません。そのため、食べすぎは禁物ですよ!
それに、たくさん食べなくても食物繊維たっぷりですから、やっぱりダイエットに役立つ食品と言えることができそうですね。

ちなみに、「もち麦」というのもありまして、押し麦よりも粘性が高くモチモチとした食感が楽しめるのですが、こちらの方が押し麦よりもさらに、食物繊維をたくさん含んでいます。押し麦でも十分なのですが、もっとモチモチしたい方、ちょっとでも食物繊維を多く摂りたい方にオススメですよ。ただ、お値段は押し麦の方がリーズナブルではあります。

最後に

押し麦はその食物繊維の多さから、ダイエット向きの食品として注目を集めています。他にも血糖値の上昇をゆるやかにしたり、コレステロールを下げる効果も期待できます。1日の目安量は特に決まってはいませんが、食べすぎは禁物です。

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