グレープシードオイルの効能と副作用の危険は?揚げ物は酸化する?
スーパーでよく見かけるグレープシードオイル。オイルによって効能って様々ですが、グレープシードオイルの効能にはどのようなものがあるのでしょうか。
加熱して大丈夫なの?副作用とかは無いの?どんな効能があるの?などの疑問を解決していきましょう。
グレープシードオイルにはどんな効能があるの?
グレープシードオイルは白ワインを作るときに使われるぶどうの種子から抽出されたオイルです。
主な原産国はチリ、スペイン、フランス、イタリアなどになります。
リノール酸が60%以上のオメガ6系オイルに属します。
オメガ6系オイルは悪者扱いされがちですが、必須脂肪酸の一つで自分からは作り出すことが出来ない油となります。
毎日外食やコンビニで済ませている人はリノール酸を過剰摂取している可能性が高いですが、時々しか外食をしないしスナック菓子をあまり食べていない人はそこまで気にすることなく摂取しても大丈夫です。
グレープシードオイルにはワインと同じくポリフェノールやレスベラトロールを含んでいますので、動脈硬化や高血圧などの血液に関する病気を防ぎ、パルミチン酸やビタミンEも豊富に含まれているので、抗酸化作用がありシワの予防効果に期待出来ます。
その他にも美容にいいプロアントシアジニンの効果でシミやくすみ、乾燥にもいいオイルなんです。
副作用の危険性があるって聞いたけど…
パルミチン酸ビタミンAを安定させたり、ビタミンの吸収を助ける作用がありしわなどの美容にいい成分となりますが、飽和脂肪酸になるますので過剰摂取をしてしまう事で動脈硬化などの病気を引き起こしてしまう原因にもなります。
オメガ6のリノール酸も60%以上を占めているので注意が必要です。
リノール酸は必須脂肪酸ですのでなくてはならない成分で血中コレステロール低下や中性脂肪の減少に効果があるのですが、こちらも過剰摂取によってアレルギーやがんのリスクが上がるという危険性があるとされています。
普段の料理油をグレープシードオイルに変えるだけならそこまで気にすることは無いですが、健康にいいからとグレープシードオイルのみを単体で飲むという事はしないようにしましょう。
グレープシードオイルは揚げ物に使っても大丈夫なの?
グレープシードオイルの臨界温度は150℃ですので低温の揚げ物なら大丈夫ですが、実際に揚げ物をするときは温度を測ってみていないと高温で揚げがちです。臨界温度を超えてしまうと有効成分が壊れてしまうので注意が必要です。
さらに、揚げ物のをすると時の油は使いまわしをする人も多いと思いますが、何度も油を使いまわしていますと油は酸化してしてしまいます。酸化した油をそのまま使うとトランス脂肪酸になってしまうのであまりよくないんです。
使いまわしたい気持ちも分かりますが、揚げ物に使う際はそのつど新しい物を使い、低温で揚げるようにしてください。
グレープシードオイルを普段の炒め物に使う分には問題はありません。サラサラでくせも無く使いやすい油です。
スキンケアに大活躍!
スキンケアように精製されているグレープシードオイルのキャリアオイルはオリーブオイルの2倍のポリフェノールとビタミンEが含まれ、その効果で肌に潤いを与えシミやシワの予防にもなります。
油とは思えないサラッとしたオイルですので伸びも良く、すぐに肌になじみベタベタしません。お好みでキャリアオイルを混ぜて使うと一緒にリラックス効果も得られます。
ただし、酸化しやすいので昼のスキンケアとして使うには不向きですので、夜専用のスキンケアとして使うようにしましょう。
寝る前にグレープシードオイルで保湿されたお肌は翌朝ぷるっぷるになっていますよ。
|
まとめ
グレープシードオイルの効能には血液に関する病気の予防、抗酸化作用やシワ、しみ、くすみの改善になります。
パルミチン酸、リノール酸は摂りすぎるとアレルギーなどの副作用の心配があるので、必要以上に食べないようにしてください。
揚げ物に使用する際は油の温度が150℃以上だと有効成分が壊れてしまうので低温の揚げ物に使うようにしましょう。
合わせて読みたい記事
タグ:グレープシードオイル