焼き海苔の効能で血管が若返る?1日の摂取量の目安は?
皆さんが普段何気なく食べている焼きのりには実は栄養が多く含まれ、その効果や効能がとてもすごいことを知っていましたか?
スーパーフードが流行っていますが、実は焼きのりもバランスのいい栄養が含まれているスーパーフードなんですよ。
今回はその、焼きのりの効能や効果について紹介します。
栄養豊富な焼きのりの効能は?
焼きのりにはカルシウムや鉄分などの自分では作り出すことの出来ないミネラルが豊富に含まれていますので貧血を予防する効果があります。
ビタミンも多く含まれており、ビタミンA、B1、B2、C、Eと種類も多く野菜と同じくらいのビタミンCを摂取できるんだとか。焼きのり1枚で1日に必要なビタミンが摂ることが出来るので、ちょっと大げさに言うと野菜嫌いな人はのりを沢山食べるといいかもしれませんね。
しかも通常のビタミンCは熱に弱いのですが焼き海苔に含まれているビタミンCは熱に強く栄養価はそのままで、焼き海苔に一緒に含まれている鉄分の吸収率をアップさせるので、とっても効率良く摂取することが出来ます。
カロテンも含まれているので肌や髪、唇など粘膜や爪を丈夫にする美容効果も期待できます。カロテン、ビタミンA、ビタミンEの強い抗酸化作用によって悪玉菌が酸化してしまうのを防ぐという働きもしてくれます。
食物繊維もごぼうの7倍もあり、低カロリーなのでダイエットにも最適です。
また、葉酸も多くふくんでいてのり2枚食べれば、ほうれん草1束分と同じ量の葉酸を摂取することが可能です。
妊娠中は葉酸を通常より多めに摂取しなければいけませんのでのりを朝ごはんの定番として食べるようにすれば葉酸不足を防ぐことが出来ますね。
のりの葉酸の効果で血管が若返る?
カチカチになって固くなってしまった血管は実はまた柔らかいしなやかな血管に蘇るという事が最近の研究で分かってきたそうです。
血管が固くなってしまう原因に老化を早めるホモシステインという物質があるのですが、ホモシステインが必要以上に増えすぎてしまうと血管が固く老化してしまう原因になるとされています。また、血管だけでなくホモシステインの数値が高いと死亡率も高いと言われています。
葉酸にはそのホモシステインを減らす役割がありますので積極的に食べるようにするといいですね。
葉酸は水に溶けやすく熱に弱い性質があるので野菜などから摂取するのは大変です。でものりならそのまま食べることが出来るのでとっても効率よく葉酸を摂取できホモシステインを減少する手助けをしてくれます。
焼きのりの1日の摂取量はどのくらい?
葉酸の1日に必要な量のみで見てみると、成人している男女で200μg必要になりますので海苔だと1枚あたり葉酸は57μgですので3枚半必要になります。
ですが、焼きのりには葉酸以外にもカロテンも豊富に含まれていますので食べ過ぎてしまうと柑皮症と呼ばれる手足が黄色く見えてしまう現象がおきますので、1日2枚程度までにとどめておくといいですね。
柑皮症は見た目が悪くなるだけで健康に害がある訳ではないですが、ほどほどに…。
妊娠中の女性の葉酸の1日に必要な量はその倍の400μgになってしまうので食べ物からの摂取はさすがにきつくなってしまいますね。その場合は無理に食事から摂ろうとせずサプリに頼ってみてもいいかもしれませんね。
まとめ
焼きのりにはミネラル、ビタミン、カロテン、食物繊維、葉酸と栄養が豊富に含まれていて、葉酸には血管が固くなってしまう原因のホモシステインを減少させる効果がありあます。
子供のお弁当のおにぎりは栄養をたくさん摂ってもらえるし、食べやすくていいですね。
1日に食べる量は2枚くらいとし、後は焼きのりだけではなく他の食材からも栄養を摂るようにしましょう。
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