えごま油と亜麻仁油の違いとは?どっちがダイエットにいい?味は?

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認知症やダイエット効果があると人気沸騰中のえごま油と亜麻仁油ですがそれぞれの違いは?と聞かれると分からないと答える人も多いのではないでしょうか?

それそれの効果や効能を知ることで自分に合った油はえごま油なのか亜麻仁油なのか判断出来ると思います。

今回はこの2つの健康油の違いについて紹介していきます。

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えごま油の効能って?

えごま油はすでにご存じの人も多いと思いますがαリノレン酸が60%とかなり豊富に含まれているオメガ3系のオイルになります。

えごまはしそ科の植物で、パッと見も葉はしそとよく似ています。しかし、食してみるととても癖のある葉でそのまま食べるのはきついです。えごま油はその種子から抽出されたオイルになります。

普段見かけるえごま油は透明に近い色か黄色に近い色になりますがこれは産地や精製しているか否かの違いもありこのような色の違いが出ることがあります。主な産地は日本、中国、韓国などです。

えごま油はαリノレン酸のオメガ3以外の特徴として、ポリフェノールの1種であるロズマリン酸ルテオリン酸も豊富に含まれています。ロズマリン酸とルテオリン酸の主な効能としてアレルギー緩和の効果が期待できるのですが、αリノレン酸にもアレルギー緩和効果があります。

この3つの力が同時に働きかけてくれることで花粉症やアレルギーを抑える働きに大きく期待出来るという訳です。ロズマリン酸は天然のステロイドと呼ばれることもあり、副作用の心配もありません。

亜麻仁油の効能って?

亜麻仁油もαリノレン酸がえごま油には劣りますが、50%と豊富に含まれているオメガ3系のオイルです。フラックスシードオイルと呼ばれることもあります。

亜麻仁油はアマという花の種子から抽出されたオイルで主な産地はニューヨーク、カナダ、ロシア、日本などです。

亜麻仁油のαリノレン酸オメガ3以外の特徴はというと、リグナンという女性ホルモンと似た役目をする成分があり、乳がんなどの女性特有の癌リスクを低くする効果が期待できるそうです。

その他にも、女性ホルモンが不足したりすると起きるPMSや更年期障害の緩和にもつながると言われていています。また、リグナンには骨粗しょう症の予防にも役立つと言われ、将来的な予防の為に若いうちから亜麻仁油を摂取しておくと効果的です。

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えごま油と亜麻仁油の違ってなに?

上記で説明したようにαリノレン酸の量はえごま油が勝っています。

それぞれの特徴を見てみると、えごま油はアレルギーの緩和や抑制に特化していて、亜麻仁油は女性ホルモンの減少による症状の緩和や予防に特化しているといえます。

アトピーや花粉症などの症状を何とかしたいという人はえごま油。生理の時の悩みや更年期障害の悩みを何とかしたいという場合は亜麻仁油と使い分けて摂取するといいですね。

ダイエットに向いているのはどっち?

えごま油と亜麻仁油の最大の特徴としてαリノレン酸があげられます。

αリノレン酸には動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの予防になるほかに認知症の予防など様々な健康効果がある一方でダイエットにも効果が期待できると有名ですね。

テレビでざわちんさんがえごま油でダイエットと肌がキレイになったのを見てぜひ自分もえごま油でダイエットしたい!と思った人も多いはず。

αリノレン酸には細胞小器官の1つのペリオキシソームに働きかけ脂肪の燃焼を助ける役割をしてくれることで太りにくい体作りをし、ダイエットへの効果が期待できるとされています。

αリノレン酸の量のみで見るとえごま油のαリノレン酸量60%亜麻仁油のαリノレン酸量50%でえごま油の方が優れていますが、亜麻仁油には女性に嬉しいリグナンも含まれていますので、こちらはお好みで決めるといいかもしれません。

摂取するときの注意点

えごま油や亜麻仁油のオメガ3系オイルはとても酸化しやすく光に弱いのが特徴です。オイルが入っているビンも透明のものと光を遮光する加工のされた物の2種類ありますが、なるべく光を遮光される加工のされた色のついた瓶のものを選ぶようにしましょう。

開封した時から酸化が早まりますので、開封後は冷蔵庫で保管し、1ヶ月~1ヶ月範囲内に使い切るようにしてください。

また、加熱してしまうと有効成分は失われ、良いとされていた成分が酸化されてしまいトランス脂肪酸が作られてしまうので、良い油から悪い油へと変化してしまいます。

使い切れなかった油は勿体ないと思いますが使わずに捨てて絶対に使わないようにしましょう。

捨てるときは油ですので排水溝にそのまま流さずに使用済みの牛乳パックなどに新聞紙などを入れてその中にオイルを入れて最後にガムテープなどで蓋をし燃えるごみの日に処分しましょう。

えごま油と亜麻仁油の味には癖がある

健康やダイエットに良い油と言われて挑戦しようとした人の多くはその味が苦手で長続きすることが出来なかったという話をよく聞きます。

そんな時は味の濃い食材に混ぜるとえごま油特有の臭みを感じる事無く食べることが出来ます。

また、納豆などのはじめから癖がある食材とも相性が良く、食べやすいという意見もあるようです。

ちょっとした裏技ですが、どうしても味が苦手で食べにくいという場合はオリーブオイルと1:1の割合で混ぜて使う事で癖を緩和することが出来ますが、カロリーも上がるので、オリーブオイルと混ぜて使う場合は注意してください。

慣れてしまえばそのまま飲める人もいるようですが、あまりにも辛い場合はオメガ3のサプリなども販売していますのでそちらから摂取するのもてです。

まとめ

●えごま油と亜麻仁油の違いはαリノレン酸の量の違いとアレルギー緩和に向いているか、女性ホルモンの乱れからくる症状の緩和に向いているかの違いがある。

●ダイエットに向いているのはαリノレン酸の量が多いえごま油だが、その他の効果や効能も見ると女性が摂取するならどちらかというと亜麻仁油の方が向いているかもしれない。

簡単に分けるとダイエットや美容には亜麻仁油、アレルギーや花粉症にはえごま油と分けて使うといいですね。

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