桜でんぶの原材料ってなに?使い道は?実は手作り出来るって知ってた?
ちらし寿司に乗っている、あの鮮やかなピンク色の食べ物。甘くてフワフワの「桜でんぶ」、なにでできているのかご存知ですか?
あの鮮やかさは、自然のピンクではなさそうですが、その原材料が何なのかは謎…という方、割といらっしゃるんじゃないでしょうか。
実際食べてみても全然分からないので、今回は「桜でんぶ」について調べてみました!
桜でんぶの原材料はじつは○○だった!
でんぶは漢字で「田麩」と書くのですが、これは佃煮の一種なのです。地域によって「そぼろ」、「おぼろ」などと呼ばれることもあるそうです。
そしてでんぶの中でも、食紅でピンク色に着色されたものが「桜でんぶ」なんです!着色料が気になる方は、合成着色料を使っていない商品もありましたよ!
ただ、使っているものの方がやっぱり、鮮やかさでは勝りますね。
その気になる原材料は、「白身の魚」。桜でんぶは、魚の加工食品だったんですね。
私がネットで検索してみた限りでは、鱈を使用した商品が多かったですが、中には鯛を使った贅沢仕様のものもあるみたいですよ!
そしてその製造工程には、けっこう手間がかかっています!
白身魚を煮る→骨と皮を取り除く→絞る→加熱して攪拌、乾燥→味付けして攪拌、乾燥→小骨を取り除く→調味&加工→冷却→品質確認→袋詰め…
と、某社の桜でんぶの製造過程はこんなかんじです。
なかなか大変ですよね。
骨を取るのが面倒くさそう…。
でも、ご家庭でも作れないことはないんです!後ほど桜でんぶを使ったレシピと共に、桜でんぶのレシピもご紹介しますよ!
ちなみに、日本では「でんぶ」といえば魚を使用することが多いようですが、中国や台湾では肉を使ったものが多いみたいです。
牛肉や鶏肉のものもありますが、豚肉が最もポピュラーだそうです。肉でんぶも美味しそうですね~。
パック詰めされたものが何種類も売られているほど、人気のある食品だそうですよ。
ご飯にかけてフリカケのようにして食べたりするそうですが、ロールケーキに入っていたり、パンの表面にふりかけてあったりと、その使い道は様々!かなり幅広いようで、興味深いですね!
桜でんぶを使ったレシピ集☆
≪桜でんぶのレシピ≫
まずは、「桜でんぶ」そのものの作り方をご紹介しますよ~!
砂糖………30g
みりん……大さじ1
酒…………大さじ1
塩…………少々
食紅 (赤)…少々
①鍋にお湯を沸かし、沸騰したら塩を一つまみ入れ、鱈も入れて10分煮る。
②鱈を水にとって骨と皮を取り除き、身をほぐす。
③ほぐした身の脂肪を取るため、サラシやガーゼに包んで流水で洗う。
④洗った鱈をフライパンに入れ、調味料と、水で溶いた食紅を入れ、中火~弱火で炒る。
⑤水分が無くなったら完成!
※砂糖をたくさん入れると、市販の味に近くなります。
≪桜でんぶの卵焼き≫
卵の黄色に、桜でんぶのピンクと青のりの緑が合わさって、とっても可愛らしい卵焼きができます!お弁当にオススメ!
桜でんぶ…小さじ3
青のり……適量
だしの素…小さじ1/2
①材料をすべて混ぜ合わせて、卵焼きを焼くだけ!とっても簡単♪
≪はんぺん桜だんご≫
桜エビの風味と、桜でんぶのピンクが効いてる、見た目も可愛い一品です。お花見にもピッタリの春らしいレシピ!
桜エビ………大さじ4杯
桜でんぶ……小さじ4杯
鮭フレーク…小さじ4杯
マヨネーズ…小さじ2杯
片栗粉………小さじ2杯
塩……………少々
①はんぺんを良くする潰す。袋に入れたままの状態で手でつぶしていくと簡単に出来ます。
②桜エビを包丁で細かく刻みます。
③すべての材料を入れて混ぜます。
④3を食べやすい大きさに丸めていきます。
⑤4をフライパンで良く焼いて出来上がり☆
ちらし寿司に乗っけるのは定番だと思うので、ここではちょっと変わった桜でんぶのレシピを取り上げてみました!
桜でんぶが可愛らしいピンク色なので、春の食卓にピッタリではないでしょうか。ぜひお弁当にもプラスしてみてほしいです!
最後に
桜でんぶの原材料は白身の魚、特に鱈がよく使われるみたいですね。鱈のすり身に味をつけて、ピンク色に着色したのが桜でんぶでした。
色的にも春のレシピにピッタリです。
ちらし寿司はもちろん、ちょっと添えるだけでお弁当が華やぎますよ!ぜひお試しください!
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