カカオニブの効果や1日の摂取量は?妊娠中の人は副作用に注意!

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カカオニブはチアシードやアサイー程は知られていませんが様々な効能をもつスーパーフードです。

アフリカや東南アジアなど主に中南米を原産とするカカオ豆を収穫後、発酵、乾燥、焙煎、粉砕し殻を取り除く工程を経たものでカリカリと固めの食感に、発酵食品特有のほのかな酸味、カカオのチョコレートのような芳しい香りをもった自然食品なんですよ。

今回はこのカカオニブの効果や摂取量、実際に食べたときの感想を交えて紹介していきますね。

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カカオニブの効能や効果

カカオニブにはビタミン、ポリフェノール、ミネラル、オメガ6脂肪酸、たんぱく質、アミノ酸、食物繊維など多くの栄養がつまっています。

その中でもテオブロミンという成分はカカオ独自の栄養であり、苦味成分でもあります。効能としては判断力を司る脳を刺激することによって、記憶力や集中力をアップさせたり、脂肪蓄積を抑制させる効果、さらに咳を止める働きも報告されています。

そしてビタミンEやCを豊富に含み、カリウム、カルシウム、鉄、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも豊富です。

抗酸化作用で知られるポリフェノールも豊富で、主なカカオポリフェノールは緑茶に多く含まれるとされるカテキンで、その量は緑茶の4倍。ポリフェノールには抗酸化作用による抗炎症効果やアレルギー抑制効果、血流を促進して活性酸素を取り除く効果も認められています。

つまり嬉しいことには、血流を促進しサラサラ血へ導く為紫外線を浴びた際に発生する活性酸素を取り除きしみやしわ、たるみを防ぎ、血流促進により、老廃物の排出を促し、ニキビを抑制、結果肌質改善や、食物繊維によるお通じの改善により美肌をサポートしてくれるのです。

そして、チョコレートを食べた時に感じる幸福感はカカオに含まれるアナンダアミドや別名恋愛ホルモンと呼ばれるPEA(フェニルエチルアミン)の働きによるもので、恋愛中の幸福感をもたらす脳内物質セロトニンの分泌を促し、ダイエット中に感じやすいストレスによるイライラを軽減し、テオブロミンの脂肪蓄積抑制効果も相まってダイエット成功へ導いてくれるのです。

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食べ方や1日の摂取目安

美味しくいただくだけであれば、シリアルやヨーグルトにまぜたりクッキーやマフィンに混ぜ込んで焼くこともよいかと思います。

しかし、カカオニブには熱に弱い成分が多い為、できれば熱を加えない、ローの状態で体内へ入れることで効能を十分に得られるといえます。

そして、注意したい点がカカオニブの代表選手であるポリフェノールは乳製品に含まれるガゼインと結合して効果を失ってしまう為、シリアルやヨーグルトはアーモンドミルクや豆乳、豆乳ヨーグルトなどを使うことで効果的に栄養素を取り込むことができま。もちろんそのままカリポリと楽しむのが一番です。

砂糖などとも相性がよくないようなので、できれば無糖のものを口寂しい時に、1日の摂取目安である28gいただくことが体の中から健康を後押しすることにつながります。

実際に食べてみました

筆者はカカオニブが日本に入って来た頃、美容意識の高い友人から紹介してもらいはじめて口にしました。

彼女は海外へ仕事で行くことが多く、外国人の友人から貰って美味しかったのでたくさん買って帰ってきた、とのことで、当時はとても珍しく、店頭で見ることはありませんでした。

少し分けてもらって帰宅しましたが、もともと、チョコレートが大好きなのであっさりとなくなってしまい、インターネットで英語も読めないのに海外サイトから購入したり、と努力して手に入れていました。

と、いうのにはチョコレートの原料といわれるだけあり、とってもいい香りでダークチョコレートが苦もなく食べられる筆者にはもってこいのおやつだったのです。

その時はそんなに栄養素の豊富なスーパーフードだなんて思わず、後から調べて驚いたものです。そして、考えてみれば体の変化で大きいところは、やはり便通。お通じの改善が著しく、いわれてみれば肌質もキメが整ったように思います。

出会ったころから、特段生活も変わっていないので、考えられるのはカカオニブだけなのです。

筆者のどハマり具合は旅行にも常に持ち歩き、おやつが欲しいな、、、と思えばすぐに食べられるように小分けのジッパーバッグに入れてバッグに入っている程です。

流行りだけで終わってなくなってしまうことのないよう、日本で定着してほしい〜!と願っています。

妊娠中のカカオニブには注意が必要

さて、効能や効果のところで記しましたが乳製品や熱、砂糖との相性が悪いことの他に、副作用とまではゆかない注意点があります。

カカオには微量のカフェインが含まれており、妊娠中や授乳中の方の多量摂取は胎児や赤ちゃんへの悪影響が想定されるため避けていただきたいのです。

そして、もうひとつはアナンダアミドです。こちらは幸福感をもたらすセロトニンの分泌を促すのですが、それがゆえに依存度の高い食品となってしまい、多量に摂取したくなってしまう人も中には出てきてしまいます。

何事も適量を守るのが健康の要です。目安を守っていれば、危険なことはありません。

まとめ

カカオニブについて語ってきましたが、たくさんの効能効果があるにもかかわらず、まだまだ日本での浸透が薄いようにも思います。

スーパーなどではまだ手に入りにくいですがamazonや楽天市場などで最近は取扱店が増えていきましたので、気になったら試してみてくださいね。

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