ココナッツミルクの効果や効能は?保存期間はどのくらい?

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近年、テレビやネットで健康食品として注目を集めている「ココナッツ」。ココナッツオイルやココナッツミルクという文字が雑誌の誌面でも目を引きます。

芸能人や有名人が愛用、愛飲しているということで特集コーナーを組まれていることもありますね。

そんな、注目を集めているココナッツオイルやココナッツミルクですがそもそもどんなものなのでしょう。ここではスーパーでも手に入りやすくなったココナッツミルクの効果などを詳しく掘り下げてみたいと思います。

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ココナッツミルクとは?

皆さんは、ココナッツと聞いてまず何を思い浮かべますか。もっともポピュラーなのはヤシの木ではないかなと思います。

ヤシの木の中でも「ココヤシ」という木になる実がヤシの実とも呼ばれている「ココナッツ」です。日本人の旅行先として人気であるハワイに生えている植物と聞いてイメージするのもココヤシですね。

インドネシアやフィリピン、インド、ブラジル、スリランカといった国が2014年時点での生産国ベスト5となっています。年間を通して暖かい場所で育ちますので、南国を象徴する植物と言ってもいいでしょう。

熟したココナッツの胚乳をすりおろし、水と煮込んで布で絞り、その後に溜まった液体がココナッツミルクとなります。

乾燥させて殺菌等処理を行い、パウダー状で販売されているものもあります。使い勝手に応じて選べるところも嬉しいですね。甘みがあり、白い見た目は牛乳そっくりです。

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ココナッツミルクの効果や効能は?

ココナッツミルクは牛乳そっくりの見た目ですが、牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなってしまうという人にも飲んで頂く事が出来ます。

牛乳と比べると消化の良い飲み物なので、過敏性腸症候群などで乳製品を避けたいという方や乳製品に対してアレルギーをお持ちの方にもおススメな飲み物です。牛乳や豆乳の代わりとして気軽に食卓に取り入れたいですね。

主要成分としてはビタミンB1、ナイアシン、ビタミンB6といったビタミン類のほかミネラルのほとんどの種類を含んでいます。

また、ココナッツミルクに含まれる中鎖脂肪酸は代謝を高め、免疫力アップにも効果が期待できます。ヘリコバクター・ピロリ菌やカンジダ・アルビカンス菌にも有効で、消化性潰瘍や水虫、膣カンジダ症に悩まされている方にもおススメです。

新陳代謝が活発になるとお肌のターンオーバーも正常に促される為、アンチエイジングの目的で摂取されても効果が見込めます。ココナッツミルクに含まれている中鎖脂肪酸が皮膚に含まれる成分と似ている為、美肌や肌トラブル改善のためにも良いといえるでしょう。

また、アルツハイマー病の予防にも期待をされています。アルツハイマー病は脳が糖分をエネルギーとして使えなくなる事が原因と考えられているのですが「ケトン」は糖分と同じようにエネルギーとなる事が分かっています。

食事中の炭水化物量と関係なくココナッツはケトンに変換されますので、食事制限などをすることなくケトンを得る事が出来るといった点で注目を集めているのです。

ケトンが体内で合成されている時には長寿遺伝子も活性化している事が分かってきました。そのため、長生きという事に対しても大いに可能性を秘めた食品となっています。

ココナッツミルクの保存方法と1日の摂取量

ココナッツミルクは栄養価が高い上、健康面でも大変優れた飲み物です。その効果を得たいが為に毎日飲みたいと思われる方もいるでしょう。

牛乳や豆乳の代わりに1杯程度飲むのであれば毎日置き換えても問題ないですよね。ところが、ココナッツミルクには脂質が多くその分カロリーも高くなってしまいます。体に良いからといって飲みすぎには注意しましょうね。

また、ココナッツミルクは缶入りで売られている事が多いです。缶を開けたら出来るだけ早く、三日程度で使い切るようにしましょう。

どうしても飲みきれないという場合は、冷凍保存しておくことも出来ます。使いやすい量手軽に保存する為に、製氷皿を利用すると良いですよ。

保存のしやすさ、使いやすさといった面ではパウダータイプがおススメです。使いたい分量だけ取り出して、無駄なく使い切る事が出来ます。

好きな量だけ牛乳に混ぜて飲んでみたり、カレーに入れて隠し味にしてみたり。お菓子作りにもとても使いやすいです。クッキーやケーキ生地に入れても馴染みやすく、プリンなどの氷菓に入れても良いですよ。

お菓子作りはあまりしないという方には、お味噌汁に入れて飲むのもおススメ。毎日飲むものだから無理なく続けることが出来ますよね。

カレーやお菓子は和食好きな人にとって取りづらいかもしれませんので、是非お味噌汁でチャレンジしてみて下さい。1日の摂取量は300ml程度を目安にして下さいね。

ココナッツミルクは危険な副作用がある?

例えば牛乳を飲んでお腹を壊しやすい人が、ココナッツミルクを飲んで同じようにお腹を壊してしまったら、それはココナッツミルクの副作用だと感じてしまいますよね。

けれど、それで「もう飲むのはやめにしよう」とすぐにやめてしまうのは少々もったいないかもしれませんよ。ココナッツミルクの中には中鎖脂肪酸が多く含まれています。

中鎖脂肪酸は一度に多くの量を摂取すると、腸を緩める効果が高く出すぎて結果的に下痢を起こしてしまいます。最初の内は、ご自身の体調を見ながら少量から摂取することを心がけて下さいね。

また、アレルギー体質の人やナッツ類のアレルギーをお持ちの方は湿疹が出たり、かゆみが出たりする事があります。ココナッツミルクを飲んだ後で気分が悪くなったり、吐き気を模様したり、湿疹のようないつもと違う体調不良を感じた時にはすぐに飲むのを中止しましょう。

また、アンチエイジング等の目的で飲みはじめて、体に合うからといって過剰摂取することは、結果的にカロリー過多になる事があります。効果的に継続させる為にも程ほどに、飲みすぎないことを心がけて下さいね。

まとめ

ココナッツミルクはその健康効果に注目が集まり、今とても期待されている食材です。スーパーなど身近なところでも手に入るので興味をお持ちであればすぐに生活に取り入れる事が出来ますよ。

1日の摂取量や副作用に注意して、そのまま飲むのはもちろん、お料理やお菓子などと組み合わせて是非その効果を実感してみて下さいね。

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